先日、息子が通う園で子育て講演会がありました。
そこでは「父性」と「母性」の大切さを説いていただきました。
心に残ったおもしろい詩を紹介したいと思います。
小学3年生が書いたそうですが、
うちのお母ちゃんは僕が起きてくるとすぐに
「はよ、顔洗っておいでや」と言う。
顔を洗っていると
「はよ、お着替え、し〜や」と言う。
お着替えをしていると
「はよ、ご飯、食べなさいや〜」と言う。
ご飯を食べていると
「早く準備して行きなさい!遅刻するで!」と毎日言う。
ぼくは全然ゆっくり出来ない。。。。それから
よく、こうも毎日同じ事が言えるな〜と感心する。
どうですか?どこのご家庭でもよくある光景だと思いませんか?
親が言わなきゃやらない、、、と錯覚してしまいますよね。
しかし、言われている子どもは我々が子どもの時に感じていたように
『うっとおしい!』と思っているに違いありませんね。 ^^;
それはさておき、問題が多いといわれる最近の少年少女。
しかしそれらはすべて我々、大人や社会が育てた結果であることを忘れてはなりません。
子どもは何も悪くありません。すべて育てた親や社会が悪いのです。
ふと、目に付いた子育ての本があったので読んでみました。
相田みつをさんのことばからもう一度子育てを考える本です。
ぜひ読んでみて欲しい1冊です。
育てたように子は育つ―相田みつをいのちのことば
みなさんのご自宅ではお子さんとの会話はありますか?
家族団らんの1コマが1日の中に何度かありますか?
塾で保護者面談をしているとたまに「子どもは外での事を一切話してくれません」
「話すとすぐにケンカになりますから…」
と仰る方がおられます。
うちもそうでした(父親とは特に仲が悪かったです。^^;)
なぜそうなったのか、今となってはわかってきたように思います。
母親と会話することもなく、話せばすぐケンカ口調だったのを記憶しています。
恥ずかしながら我が家はうまく行ってなかった典型的な例だと思っています。
だからこそ、自分が親になった今、子どもとの関係、そして自分の親との関係を
見直していこうと思っています。
家族団らんの1コマがしっかり持てるように。
最後に、講演をしてくださった小林先生がこう締めくくられました。
育児は何度でもやり直しが効くそうです。
今からでも全然遅くないです。
何かアクションを起こし、少しでも良くなるように行動しましょう。と。